About LIONS

ライオンズクラブとは

世界最大の社会奉仕団体「ライオンズクラブ」

ライオンズクラブの歴史

ライオンズクラブ国際協会は、1917年(大正6年)にアメリカのシカゴでメルビン・ジョーンズによって創設されました。同年10月8日には第1回の大会が開かれたことで組織が完成したことから、10月8日は世界ライオンズデーとされ、毎年街頭活動等の記念行事が行われています。
日本では1952年(昭和27年)3月に、最初のクラブである東京ライオンズクラブが発足しました。その後国内各地に広がり、2021年3月末現在、2,892クラブ、10万人以上の会員が所属しています。

ライオンズ国際協会の目的

  • 世界の人々の間に相互理解の精神をつちかい発展させる。
  • よい施政とよい公民の原則を高揚する。
  • 地域社会の生活・文化・福祉および公徳心の向上に積極的関心を示す。
  • 友情・親善・相互理解の絆によってクラブ間の融和をはかる。
  • 一般に関心のあるすべての問題を自由に討論できる場を設ける。ただし、政党・宗派の問題をクラブ会員は討論してはならない。
  • 奉仕の心を持つ人々が個人の経済的報酬なしに社会に奉仕するようはげまし、また商業・工業・専門職業・公共事業および個人事業の能率化をはかり、道徳的水準をさらに高める。

スローガン

スローガンは、”Liberty, Intelligence, Our Nation’s Safety”(「自由を守り、知性を重んじ、われわれの国の安全をはかる」)で、頭文字を並べると、LIONSとなります。
スローガンは社会に示す旗印としての役割をもち、具体的には洗練された自由思想を守り、ルールを遵守すること、善や愛、奉仕について本能的に判断する心、身辺や地域の安全につながる国家の安泰を願う心を意味しています。

ライオンズの誓い

入会にあたっては、「ライオンズの誓い」と呼ばれる誓い(「われわれは知性を高め、友愛と相互理解の精神を養い、平和と自由を守り、社会奉仕に精進する」)を立てます。そして、会員には人間が持つべき近代的ヒューマニズムを連帯的活動の中で実現する積極的な行動が期待されています。

ライオンズ道徳綱領

ライオンズクラブでは、行動の指針となる道徳綱領が定められています。

  • 職業に対する不断の努力が正しく称賛されるように心がけ、自己の職業の尊さを確信すること。
  • 事業を成功させて、適正な報酬や利益はうけるべきであるが、自己の立場を不当に利用したり、人に疑われる行いをして自尊心を傷つけてまでも利益や成功を求めないこと。
  • 事業を遂行するにあたっては他人の事業を妨害しないように心がけ、顧客や取引先に誠実であり、自己にも忠実であること。
  • 世人に対する自己の立場や行いに疑いが生じた時は、世人の立場に立って解決に当ること。
  • 真の友情は損得の上に築かれるものではなく、心と心のふれ合いによるものであることを自覚し、手段としてではなく目的として友情をもつこと。
  • 国家および地域社会に対する公民の義務を忘れず、変わらぬ忠誠を言動にあらわし、すすんで時間と労力と資力をささげること。
  • 不幸な人には同情を、弱い人には助力を、貧しい人には私財を惜しまないこと。
  • 批評は謙虚に、称賛は惜しみなく、建設を旨として破壊をさけること。

モットー

ライオンズクラブは、知性を高め、友愛と相互理解精神を養いつつ、その対価を目的としない純然たる社会奉仕をモットーとした団体で、”We Serve”(「われわれは奉仕する」)をモットーに活動しています。このモットーには、独力ではなく集団の力で、経済力のみならず知恵と労力をもって奉仕するというライオンズクラブの特徴が表現されています。

ライオンズクラブの活動にご興味のある方、
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